2015年6月に最終試験飛行のためセントレアに飛来しそのまま約2年間、一番隅っこのほうでずっと雨ざらしであったB787の試験初号機【ZA001】が来年同じくセントレア内に完成する商業施設【Flight of Dreams】への搬入のため移動するイベントに参加して来ました。
目次
何故にセントレア?
B787の約35パーセントの部品を中部地方のメーカーにて製造しています。その製造した部品をアメリカ・シアトルのボーイング社の工場に運んでいるのがドリームリフターと呼ばれる貨物機です。
B747を魔改造したかなりの肥満体です。中部地方で作られたB787の主翼部分を運んでいます。基本的にデイリー運航していますのでほぼ毎日セントレアにいます。この世界に4機あるそうです。
そんな故郷扱いになっているセントレアに試験飛行機を終えやってきて終息の地がセントレアとうわけです。実際セントレアで運航しているB787はそんなにいないのが実情。
走行ルート
- 奥の駐機場から移動開始
- ドリームリフターと並列
- 臨時駐車場に進入
- 特設会場にて写真撮影会
- 公道を横断①
- 公道を横断②
- 展示施設へ搬入
私が観たのは1から4までです。スイマセン5以降は別の方のブログをご参考ください。あまりにも寒かったので途中鼻水たれてたれて限界に近かったので。
マイラーの加納@2017sfc取得さんのご厚意により後半の5からの写真もアップいたしました。加納さんありがとうございます。
イベント会場
会場はAとBになります。Aは近場での撮影が出来る。Bは機体の展示施設への搬入が間近で観れる。AとBの掛け持ちは出来ない。どちらも見どころがあるようになっていました。A会場は2,000人。B会場は1,500人の事前に申込した参加者が来場。
荷物チェックと言っても簡素な確認だけ。
私はA会場で一番駐機場よりのゾーンにしました。
展示施設はこちら。来年にはこんな感じの商業施設になるそうです。
ZA001が台座に載っていますね。どうやって載せるのか気になります。
画像はAviation Wireより引用
大移動開始
奥でボーイング社日本支社の社長さん達ががテープカットしているところから開始。
動きました。自走だったら面白いんですがトーイングカーに牽引されてます。
ドリームリフターと並びました。ここが見どころ①だったらしいですが、正面から見えないので写真的にはイマイチ。
ついに臨時駐車場の中に!
入ってきました!!
写真撮影会
A会場の特典間近での写真撮影会です。左主翼部分から攻めたいと思います。
迫力ありますね。こうやってみるとエンジン重たそう。
機首をバックにANAのCAさんと整備士さんとの写真撮影会がありました。もちろん私も撮りましたよ。
個人的にはこのアングルが好き。
コクピットの下に書いてあるのは最後の機長の名前。
CAさん寒い中防寒着しないで笑顔対応でした。お疲れ様です。
タイヤはブリジストン。
タービンの主軸部分に書いてある模様。くるくる回るんです。意味あるの?
RR
B787の特徴的な主翼部分。下から見ると良さがあまりわからないですね。
快晴でしたが海が近いので大変寒かったです。それでも会場に来た人はお気に入りの一枚を撮るべく機体に群がっていました。大人女子も多かったなぁと思いました。
このあと公道を閉鎖して先に見える展示施設に搬入します・・・が残念ながら当ブログは本人ダウンのためここまでです。
加納さんよりいただいた写真にて後半の記事を書くことができました。重ねてお礼申し上げます。
公道横断
公道を通行止めにしてます。公道といってもセントレアの空港島の中にある道路なので私道に近いのかな?トーイングカーに引っ張れているZA001です。
B会場から撮影しています。Rのある公道をZA001が横断します。ここはドキドキだったと思います。
公道を横断する飛行機です!B会場の人もやっと出番が来た感じです。
無事公道を横断しこの日のための作られた誘導路を展示施設に向けファイナルアプローチ。
撮影ポジションが変わっていますね。時間かけてゆっくり動いているんだと思います。実際どうだったんでしょうかね。
無事展示施設に
中にいるのわかりますでしょうか?絶妙なハンドリングでやり直すことなく一発で搬入できたと聞いております。【Flight of Dreams】は2018年夏オープンです。今から楽しみですね。