デルタ航空の成田-デトロイト便が2017年10月30日の成田発DL276便を最後にB747-400ジャンボ機での運航が終了します。オハイオ出張の際にこの便を利用することが出来、ジャンボ機と最後の別れ(搭乗)をしてきました。
ジャンボ機とは?
世界的なジェット輸送機メーカーであるアメリカのボーイング社が生産しているボーイング747超大型ジェット輸送機。1969年初飛行、最大重量約400トン、最大乗客数550人、時速約900キロメートル。最大航続距離約9000キロメートル。それまでのジェット旅客機に比べ2倍以上の重量と太い胴体をもつ画期的な大型機である。19世紀末に有名であった同名の巨象の印象からこのニックネームが与えられた。名前のよびやすさと巨大さとで、航空機の歴史上世界的にもっとも広く知れ渡った飛行機となっている。[落合一夫]
引用 小学館 日本大百科(ニッポニカ)より
久しぶりに搭乗して思ったのは、滑走路長く使ってやっと離陸。やっぱ重いんですかね。また着陸時のエンジン逆噴射の音が機内まで響いてきました。最近はB737ばかりのっていたので、ちょっと音のデカさに驚きました。
私とジャンボ機との出会い
私が20年前に海外旅行した際、更に1人で香港経由のロンドン便に乗った初めてのキャセイ・パシフィックもジャンボ機でした。当時は香港啓徳空港で乗継しました。スマホとか全くない時代によく海外乗継とか出来たなぁと今頃関心します。ほかにもジャンボ機の運航でロサンゼルス、シドニーと行きましたが全てエコノミークラスでした。ジャンボ機とはエコノミーしか縁がなかった私です。
そんなジャンボ機の旅客機としては日本では最近ではめっきりお目にする期会が少なくなり、那覇空港や新千歳空港のチャイナ・エアラインか成田空港の大韓航空をたまに見かける程度。何故かスカイチーム加盟の航空会社が多いですね。
エコノミークラスの様子
今回の成田ーデトロイト便ももちろんエコノミークラスです!


3-4-3の配列。シートはクタクタ感がなく座席後方には8インチ程の液晶パネル。USBポートもあり比較的新しいと思われまだまだ現役機材。収納式のテーブルが若干小さく使いにくい。
長距離便ということもあり、アイマスク、スリッパは支給いただけます。
ちなみにジャンボ機のデルタコンフォート(プレエコ)は
座席の前後ピッチが約10センチエコノミークラスより広く、リクライニング角度が大きいぐらいの違いしかありません。横幅は同じ。
お酒の種類も多いのかな?エコノミーでも結構たくさんの種類はありましたよ。
機内サービス
機内食
機内食は夜、朝の2回。プラス深夜におやつがあります。
CAさんがGYU-DON(牛丼)と言っていたメニュー。
おやつ写真忘れましたがスティック状のアップルパイとアイスクリームでした。美味しかったです。
アルコール
ビールは日系、アメリカ系など種類豊富です。ワインは不明。ウィスキーは銘柄リクエストするとミニボトルくれます。セルフハイボールでいただきました。ミニボトルだと飲み干した後にギャレーにおかわりリクエストしやすいので楽です。


昼間なのに食事が終わるとすぐ明かり消されます。寝ろっと言われても昼便だから寝る時間じゃないし。
Wi-Fi
ジャンボ機ですが、Wi-Fiがあります(有料)。


無料で利用できるのはショートメールとFacebookメッセンジャーの文字のみやり取りは出来ます。それ以外は有料。飛んでいる間ずっと使えるプランは3302円ともう少し安いと利用しやすいですね。
最近は機内上映されている映画より、Amazonビデオで自分の好きな動画をダウンロードして見ていることが多いです。AmazonビデオはAmazonプライム会員であればダウンロード可能作品であれば無料でダウンロード出来ます。ダウンロードした作品はインターネット環境がないところでも視聴可能です。ただしダウンロードは日本国内でしか出来ない作品があります。
ボーディングブリッチとB747-400
帰国した際に成田空港にて。この光景が見れるのもあと僅かです。
お疲れ様!ジャンボさん今までいろいろなところに連れて行ってくれてありがとう!
新しい成田-デトロイト便の機材
アメリカの航空会社初のエアバスA350になります。座席クラスはビジネスクラス、プレミアムエコノミー、エコノミークラスの3種類。今まで物足りなかったプレミアムエコノミーのデルタ・ワンがデルタプレミアムセレクトとなりが座席ピッチなど広く設定されアメニティーも充実。これなら乗ってもいいかなと思います。
特設サイト
期間限定でデルタ航空ジャンボ機の特設サイトがあります。