デルタ航空にはSKY MILES会員制度があり、上位からダイヤモンド、プラチナ、ゴールド、シルバーのメダリオン4種類あります。この中でゴールドメダリオン以上になると座席のアップグレードやラウンジの利用が出来ます。ANAプラチナステータスからステータスマッチを行うことにより無料で1度も飛行機に乗らずしてもゴールドメダリオンの会員になることが出来ます。
- デルタ航空のメダリオン会員は4つ
- ステータスマッチ申請
- ゴールドメダリオンで恩恵を受けたい項目
- デルタニッポン500マイルで年間上限5,000マイルから20,000マイルへ
- いつまでメダリオン資格を得ることが出来るか?
- 参考記事
デルタ航空のメダリオン会員は4つ
上位からダイヤモンド、プラチナ、ゴールド、シルバー。ANAプラチナからデルタ航空ゴールドメダリオンへのステータスマッチが可能です。ANAダイヤモンドからはデルタ航空のプラチナメダリオンへのステータスマッチが可能です。
ゴールドメダリオンの主な特典は
- デルタコンフォート(プレエコ)へのアップグレード
- ファーストクラスへのアップグレード(Eクラスを除く航空券が必要)
- プリファードシート(非常口席など)の選択
- 優先搭乗
- 預入荷物の優先受取
- デルタ航空のSKYCLUBラウンジの利用
- マイルの有効期限なし
ステータスマッチ申請
難しい書類作成したりとか一切ありません。初めてステータスマッチしましたがとっても簡単です。まずこちらのサイトから申請出来ます。
スカイマイル メダリオン会員資格マッチ・チャレンジ:デルタ航空
記入内容と添付書類
名前とメールアドレス、スカイマイルの会員番号(今回初めての登録)とステータスマッチする航空会社とステータスを記入します。
添付書類はスマホのステータス画面を写したデータをそのまま送りました。ステータスカードを写真に撮ってもOKみたいです。
承認されるまでの期間
サイト上では7~14営業日と記載ありましたが、実際は4営業日でした。
デジタルステータスカードがすぐにゴールドメダリオンに変わりました。
申請には条件がある
- 過去3年の間にステータスマッチをご利用、または無償メダリオン会員資格を取得されていないこと
- 現在メダリオン会員でないこと
- 現在、対象となる航空会社のエリートステータスをお持ちであること
- 現在エリートステータスをお持ちであることを証明する有効な書類、およびお持ちのエリートステータがわかる明細の両方をご提示いただけること
デルタ航空メダリオン会員資格 | シルバー | ゴールド | プラチナ |
---|---|---|---|
ANA | ブロンズ | プラチナ | ダイヤモンド |
JAL | クリスタル | サファイヤ | プレミア |
ダイヤモンド |
ANAであればプラチナステータスがゴールドメダリオン。JALであればサファイアステータスがゴールドメダリオンになります。
※2019年5月よりANAブロンズ、JALクリスタルの方でもゴールドメダリオンになりました。
デルタ航空メダリオン会員資格 | シルバー | ゴールド | プラチナ |
---|---|---|---|
ANA | - | プラチナ | ダイヤモンド |
ブロンズ | |||
JAL | - | サファイヤ | プレミア |
クリスタル | ダイヤモンド |
成功すると90日間のステータス。更に条件をクリアすると更に90日延長
- シルバーフライト利用必要条件6,250マイルまたは8回
- ゴールドフライト利用必要条件12,500マイルまたは15回
- プラチナフライト利用必要条件18,750マイルまたは25回
ステータスマッチで得たステータスを条件クリアで最大180日上級会員になることが出来る。
ゴールドメダリオンで恩恵を受けたい項目
少しでもいい席に座りたい
デルタコンフォートはシート幅はエコノミーと同じですが、シートピッチがエコノミーより4インチ(10cm)ほど広く、座席リクライニング角度がエコノミーより大きい。狙うのはデルタコンフォートですが、長距離便ということもあり既に満席状態です。その場合に狙うのはプリファードシートです。プリファードシートはエコノミークラスの非常口席や通路側の広めの席です。こちらであればデルタコンフォートに匹敵するぐらいの快適さが得られるのかなと思います。


747-400の機内です。747-400にまだ乗れるんですね。プリファードシートは青色のシートが選択出来ます。51Aは非常口前で足が伸ばせますが、ギャレーとトイレが目の前なのでおそらくずっとうるさいと予想出来ます。トイレマークがありませんがここにはトイレが左右で4つもあります。広いけど騒がしいなら敬遠します。36Hだと非常口席の1つ後ろですがシートピッチ若干広め+通路側、ギャレーとトイレは近くにないのでここにしました。
結果
若干広め?の36Hシートピッチでした。更に隣もいなかったので復路はとても快適でした。逆にデルタコンフォートは満席で辛そうでした。こっちで正解でした。
優先搭乗
長距離国際線は機内荷物入れの争奪戦です。多くの方が機内サイズのスーツケースを2個ぐらい持ってきます。最後に来たら負けです。遅くに来たら席から遠く離れた場所しか無いでしょう。到着時に荷物取るために通路逆流したくはないですよね。
北米出張の際に利用しました。この時はエコノミーでしたがほぼ満席の状態で後から来た人は自分の席とは全然違うところに荷物を収納していました。早めに搭乗でき荷物を収納できるのは大きいポイントです。
ラウンジの利用
日本だとあまりハブ空港という認識がありませんが、アメリカは航空会社によるハブ空港の位置付けが明確でハブ空港の航空会社のサービスが非常に手厚いです。今回デトロイトに行きましたが、デルタ航空のハブ空港です。デルタ航空のラウンジ「SKYCLUB」は多数ありますが、他のラウンジはありません。


シャワーもありがたく使わさせていただきました。
【参考】アメリカのハブ空港
デルタ航空のアメリカ本土ハブ航空
- アトランタ空港
- シンシナティ空港
- デトロイト空港
- ミネアポリス・セントポール空港
- ジョン・F・ケネディ空港
- ラガーディア空港
- ソルトレイクシティ空港
ユナイテッド航空のアメリカ本土ハブ空港
- デンバー空港
- シカゴ・オヘア空港
- ヒューストン・ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港
- ニューアーク・リバティー空港
- サンフランシスコ空港
- ロサンゼルス空港
- ワシントン・ダレス空港
アメリカン航空のアメリカ本土ハブ空港
- ダラス・フォートワース空港
- ジョン・F・ケネディ空港
- シカゴ・オヘア空港
- マイアミ空港
デルタニッポン500マイルで年間上限5,000マイルから20,000マイルへ
デルタ航空に乗らずに日本にある各航空会社(ANAやJALはもちろんエアアジアジャパンなどのLCCも含む)に搭乗した際に所定の申込用紙でファックスすると1フライトごとに500マイル進呈してくれるキャンペーンを毎年開催しております(2019年4月も2020年3月末まで実施)。メダリオン資格でない通常会員は年間10フライト分の5,000マイルしか貯めることが出来ませんが、このステータスマッチで得たメダリオン資格の場合の時は上限が20,000マイルまで貯めることが出来ます。詳しくはこちらの記事で
いつまでメダリオン資格を得ることが出来るか?
私の場合ですがANAからのステータスマッチでゴールドメダリオン取得は2017年11月。それから1回の北米出張(国際線2フライト、北米内1フライト)、2018年1月にシルバーメダリオン落ちになって2019年1月まではメダリオン資格を得ることが出来ました。1回のステータスマッチで1年と3か月はメダリオン資格になれました。
参考記事