成田空港第1ターミナルは主にANA、ユナイテッド航空などが加盟しているスターアライアンスとデルタ航空、大韓航空などのスカイチームが主に使用しているターミナルです。ANA便であれば出国審査後のANAラウンジが楽しめるSFCホルダーですが、今回はデルタ航空でANAプラチナステータスマッチ申請中でノンフォルダーのため、デルタラウンジも使えませんのでプライオリティパスで利用できるラウンジを利用しました。
プライオリティパスは有料会員もしくは一部のクレジットカードの付帯サービスです。利用できる回数や料金、同伴者人数はクレジットカードによります。
プライオリティパスには3つの会員種類
基本の会員種類は3つですが、クレジットカードにより同伴者の無料サービスがあります。アメックスゴールドであればスタンダード会員ですが、同伴者1名まで無料になります。私は奇跡の楽天ブラックカード保持者でプライオリティパスはプレステージ会員です。また楽天ブラックカードは同伴者は2名まで無料サービスなので今回仕事の出張で一緒に行く同伴者2名ちょうど入れることが出来、同伴者から「農夫さんと一緒に行くと楽でいいわ」とお褒めの言葉をいただきました。その後の仕事が順調であったのはこの結果かもしれません。
出国手続き前に2つのラウンジ
第1ターミナル5Fの展望デッキやレストランのあるフロアに2つラウンジがあります。プライオリティパスで入れますが、カード会社ラウンジでもあるので対象のクレジットカードをお持ちの方も入れます。プライオリティパスとクレジットカード両方お持ちの方はクレジットカードを出したほうが楽でいいと思います。プライオリティパスは端末で読み取り後端末の画面にサインする必要があります。ちょっと面倒くさい。
出国手続き前のラウンジになりますので、到着便での利用や、国内線での到着、出発時にも使えるのがおすすめポイントです。
TEIラウンジ
営業時間は7:00-21:00
三井住友カードなどが対象ですがいつも空いている感じはします。
ラウンジ内は明るくて窓ありですが、窓からの眺めは建物ビューで残念ながら飛行機は見れません。また低めの腰掛けのソファではないので長居には向いていない。各席にコンセント又はUSBポートが無く壁際の限られた場所からOAタップが配線されているので早い者勝ちの状況です。
ラウンジにはフリードリンクと有料のアルコールがありますが、アルコールの1杯目は無料です。ここはありがたくお情けの1杯頂いておきましょう。
IASSラウンジ
TEIラウンジのすぐ横にあります。営業時間はTEIと同じく7:00-21:00です。
こちらもカードラウンジになります。JCBや楽天、UFJニコスなどが対象となります。実際TEIラウンジよりもこちらのほうが利用者多かったです。
各席にコンセントとUSBポートが設置されています。また明るすぎない照明とゆったりと腰掛け出来るソファがあるのでTEIラウンジよりも長居しやすい。
このあたりはTEIラウンジと大差ないと思います。柿の種は取り放題でした。
IASSラウンジでもアルコールは有料ですが、最初の1杯は無料サービスしてくれます。ありがたくお情けの1杯は頂いておきましょう。
出国審査後 KALラウンジ
営業時間 特に明記がありませんでした。おそらく朝9時台の大韓航空のソウル行きの約2時間前から21:20発のホノルル行きまでは営業していると思われます。
北ウィングの出国審査後左手側に進むとありますがちょっと奥まったところにあるのでわからずに通り過ぎてしまうので注意してください。南ウィングの出国審査からでも中でつながっていますので利用することが出来ます。
出国審査後にプライオリティパスで唯一利用できるラウンジは北ウィングにあるKALラウンジです。ただし混雑時は自社便の利用者とスカイチーム上級会員を優先しますのでプライオリティパスの利用が制限されるときがあります。実際私が入った時はそこそこ空いていたので利用できましたが、退出する際には入口に「プライオリティパスお断り」の札がありました。
ラウンジ内は成田空港のANAラウンジに比べるとかなり小規模です。50人ぐらい利用者で満席になります。一部ファーストクラス利用者用のフロアがあります。係りの者にアテンドされて利用する人が来た時、周りの人達はジロっと見ていました。なんか嫌ですね。
ビールグラスは冷えていましたので良かったです。洋酒は少なめ。
カップラーメンとかオニギリとか食べ応えのある物はあります。フリーで食べれるコンビニ食のラウンジといった雰囲気です。
結局私も今回乗り継ぎで6時間ラウンジ巡りしましたが、外食しませんでした。全部ラウンジで飲み食いすることが出来ました。ありがたいですね。
KALラウンジは残念ながらシャワールームがありません。またタバコを吸われる方も残念ながらラウンジ内には喫煙所がありません。1番近くて5分ぐらい南ウィングに進んだところにしかありません。
プライオリティパスのまとめ
プライオリティパスは海外の空港では利用価値が高いのですが、国内空港でここまで利用できるとは思ってもいませんでした。上級会員でない航空会社に乗る際やこれから航空会社の上級会員を目指す方にはマストアイテムになると思います。クレジットカードの付帯サービスでご自分のタイプにあったプライオリティパスがあると旅先でゆとりのある時間が増えると思います。ただしプライオリティパスが付いているクレジットカードは年会費が高額になるのとクレジットカード毎の無料サービスが異なります。